勘六橋ワークショップが開催されました。
前日にほぼ徹夜のメンバーもいましたが、早朝からレンタカーに荷物を積み込み、
水辺館まで運搬して組み立てています。
先生と伊東さんは人が寄りかかっても壊れないように補強した土台と高欄の接合をしています。
できました。モックアップです。やっと全貌が明らかになりました。
高欄と舗装は手前が今回提案する案、奥が前年度までに住民ワークショップで話し合ったなかできまった案です。車両用防護柵は高欄メーカーのご協力で実際に使用するものをそのままもってきちゃいました。
準備も整い、ワークショップのスタートです。
今回は事務局の予想を超えた多くの方が参加してくださいました。
身近な存在である勘六橋が好きで、興味をもっている方、
子供たちの代のためにいい橋になるように何かできないかと思っている方、
今大人の人たちがどういうことを考えて勘六橋について考えているのか知っておきたい
と考え参加している学生…、高いモチベーションをもった方が多いように思えました。
それだけ今の勘六橋が愛されている証拠なのかもしれません。
また、研究室が参加させていただいている市民部会メンバーのご協力で
視覚障害者の方にもお越しいただきました。
まずは前回のワークショップまでに話し合われた内容を振り返り、
今回の提案内容を簡単に説明しました。
その後外に出てモックアップを見てもらいながら詳しい説明を加え、
参加者の皆さんから感想や意見を伺いました。
地覆が白杖利用者にとって必要なものか、視覚障害者にとって使いやすいか、
ウッドデッキの車いすでの乗り心地はどうか、橋から河川敷を見たときの印象、
反対に河川敷から橋を見たときの印象は・・・。
ヒューマンスケールで使い心地を体験してもらいました。