12月25日、クリスマス。
唐津ヨットハーバーに気象観測装置を設置しました。
12月頭より、ハーバー関係者、及び、電気工事会社との4度の現場打合せを経て、本日無事に装置取り付けが完了しました。
観測できるデータは、風向・風速、気温・湿度、気圧、降雨量です。
ハーバーの子供たちが1階ロビーにて観測値を確認できるよう、屋上から1階までケーブルを配線しました。
壁と床をコア削孔し、塩ビ管を配管します。手前が今回新設した管、奥は既設管です。
塩ビ管は、ガスバーナーを使って現場で曲げ加工。
下の写真はコア削孔した階段床の裏を撮っています。
左の管が新設管、右の管は既設管です。
ちなみに、既設管は管内に太径ケーブル3本が配線されていますが、必要最低限の管径で設計されており今回の配線に対する余裕はありません。
大袈裟ですが、ギリギリまで工費を絞る公共構造物の経済設計の弊害を感じます。
今回の新設管は、細径ケーブル1本を配線していますが、程よく余裕をもたせています。
観測値を表示するディスプレイは、1階ロビーに設置しています。
研究室クルーの皆様、気象観測データを大いに航行に役立てて下さい。
今後は、観測値をリアルタイムでウェブアップする予定です。お楽しみに。
出会いと発見DIARY
気付けば師走となり、今年も残すところあとわずかになましたね。
年末に向け、皆さんお忙しい日々が続いていると思われます。
さて、そんな中ですが、樋口研ではいつもお世話になっている方々を招待させて頂き、毎年恒例となっている“しみじみ会”を開催しました。
場所は昨年と同じで大好評であった、韓国料理 鄭家(ジョンガ)。
カルビ。
これに韓国製味噌をつけ、レタスで巻きます。
うーん、まさに美味。
そのほかキムチ、チヂミ、鍋・・・、どれも箸が止まりません。
また今年も韓国酒「マッコリ」を提供していただきました。
このお酒なかなかのやり手で、こんなところに犠牲者が・・・。
今年も、お店の予約等でお世話になりました本田さん、美味しい食事を提供してくださったジョンさんありがとうございました。
またお忙しい中ご出席頂いた方々、ありがとうございました。
皆さん、今後も本研究室とのお付き合い、よろしくお願い致します。
それでは、良いお年を!!
12月5日(土)、深川くんと一緒に
街なかサロン2009 学生おもてなし食育・料理講座「糸島を食べよう!冬の味覚編」
に参加してきましたので、その様子を紹介します。
この取り組みは糸島の食材を使った料理を作りながら、
糸島の食の豊かさや、安全な食、地産地消について考えよう!というもので、
糸島学術研究都市推進協議会中心市街地活性化事業の一環として昨年から行われています。
樋口研OBの本田さんが関わっていらっしゃるということもあり、今回はお誘いを受けました。
今年のメニューは「牡蠣グラタン」と「トリのつみれ鍋」。
講師の先生は、イタリアンシェフの神代圭一さんと食生活アドバイザーの桑野陽子さんのお二人。
グラタンには朝獲れたばかりの牡蠣を使いました。
まずは牡蠣を殻から取り出す作業から。
普段料理をしないという深川くんも楽しそうです。
約2時間後、無事完成!!
牡蠣グラタン
トリのつみれ鍋
調理の後は、試食タイム。
予想以上の出来に大満足でした。
よく考えてみると、今までこのようなまちづくりの取り組みに
参加者として参加したことはほとんどなかったような気がするので、
今回は身近なまちづくりの取り組みに参加できて良い経験になりました。
また、「もっとこのまちを知ってもらいたい」、「もっとたくさんの人にこのまちに来てほしい」という思いで
活動されている方がどこのまちにもいらっしゃるんだな、と改めて実感することができました。
先日,船底の清掃のため,
唐津の湊漁港にある「船甚」さんのところに陸揚げしておりましたみんみん丸が復活いたしました.
去年の3月から唐津のヨットハーバーにやってきて,
修学旅行生のヨット体験や,レーザーラジアル世界大会の観覧艇として
唐津の港で活躍したみんみん丸の汚れを,
研究室メンバーで綺麗にしてまいりました.
みんみん丸が海に戻る日,
船甚さんでは,型枠が外された漁船のFRP船底の姿を見ることができました.
写真はシャフト用の穴を空けるために,船の中心を出しているところです.
今回,数日掛けて清掃作業を行いましたが,
その間に,地元の船乗りの方々と話をすることができました.
唐津には船が多いが,オーナーの高齢化や,
クルーの不足により,なかなか船を海に出すことができないようです.
みんみん丸には若いクルーが大勢いて,
今年は30回ほど海に出ており,
その数は他のオーナーの方からすると偉業のようです.
この状況はとても幸せなことでしょう.
唐津の港を,ヨットをまちづくりの一つの鍵としてうまく利用するためには,
地元の若者たちにクルーとして海に出てもらうことが一番重要なこと.
オーナーは若い人たちにヨットの乗り方を教え,新しい海の楽しみ方を伝える.
地元の若者たちはクルーとして,オーナーの手助けをする.
このギブアンドテイクの形が唐津に定着すれば,
今よりももっと,賑やかな港になるのではないでしょうか.
なにはともあれ,無事に船底の掃除と塗装を終えたみんみん丸は海へと戻っていきました.
来年は草レースも増えるようなので,
来年のM1・B4をビシビシ鍛えないといけないなと,実感いたしました.
それでは.
遅くなりましたが,先日行いました,
瀬ノ下地区 第5回樋門に関する勉強会についてアップいたします.
今回は,前回までの勉強会で報告してきた,
・水天宮・瀬ノ下地区の歴史
・イベント時の利用状況
・河川敷の利用状況調査結果
・周辺住民の河川に対する意識調査結果
を踏まえ,
九大が考える河川整備案を模型で提示しました.
来年度の整備対象となるのは,水天宮前に設置される新設樋門及び,周辺護岸と,
車両進入用スロープ(陸閘代替ルート)なので,
今回の勉強会では,樋門とその周辺の護岸整備について特化したスタディを行いました.
前回に引き続き,久留米市の方々にも参加していただき,
筑後川河川事務所・久留米市役所・コンサルタントの計15名の方に対し九大案の説明を行いました.
まずは1/100模型を使い,
調査結果から考えられる,整備においてのポイント,
コンセプト(九大が大事にすべきだと考えること)について整理を行いました.
九大の提案したポイントは3つ
・水天宮の石積み
・河川敷へのアクセスポイント
・水天宮通りからの樋門の見え
水天宮の石積みは一部に江戸時代から残っていると思われる部分があり,
400年前に行われた一大土木事業の名残でもあります.
あの切り立った石積み護岸の勾配が変わる(緩くなる)ことは水天宮の雰囲気を壊すことになるのではないか?
また,決して広くは無い河川敷のスペースを,なるべく広く取るためには,
護岸の勾配を立てるべき,という考えから,
5分勾配の石積み(半練積み)護岸を提案しました.
また,下の写真の陸閘は周辺住民の河川敷への主なアクセスルートになっていますが,
治水安全上の問題から,この陸閘は撤去されることになっています.
そのため,河川敷へのアクセスルートの確保が重要な課題となります.
また,花火大会などのイベント時にはこの陸閘に来場者が集中するため,
多くの来場者を捌く,十分な広さを確保しなければなりません.
そして,水天宮通りからの新設樋門の見えについてですが,
水天宮通りは,イベント時はもちろん,
普段の水天宮参拝者や河川敷利用者の主なアクセスルートとなっています.
新設樋門は水天宮通りの軸上にあるため,
通りからの樋門の見えは最も重要な事項です.
次に,3つのポイントを踏まえた九大案の説明を,
新設樋門周辺をピックアップした1/50模型を使い説明を行いました.
現況・原案・九大案の3パターンをみなさんに見比べていただきましたが,
実際に模型を使うことで,
樋門の上屋の威圧感や,水天宮どおりから見たときの存在感の大きさを実感していただけたようです.
九大案は,
樋門の提内地設置・操作室の地中化という,前例の無い提案でしたが,
水天宮前の整備の重要性や,樋門の上屋の存在感について理解していただき,
前向きな反応を示していただきました.
次回,もう一度提案について4者で議論を深めて行きたいと思います.
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