3月29日に開かれた第6回久賀島まちづくり協議会と
3月30日に開かれた第3回江上検討会に関して報告します.
29日,第6回久賀島まちづくり協議会が開かれました.
議題は,
1)久賀島まちづくり社会実験の報告
社会実験では久賀島を訪れた方々を対象としたアンケート調査を行い,その結果を報告しました.
竹森さんが手馴れた様子で発表を行い,参加者の方々にとてもわかりやすく伝わっていたのではないかと思います.
2)来年度以降について
今後は必要に応じて随時,協議を行っていきます.
また,この日はお世話になった五島市役所の中村さんの送別会を行いました.
この送別会を行うこと自体サプライズでした.
さらに各々が書いたメッセージをプレゼントとしてお渡ししました.
それぞれの思いが表れ,とてもいい会になりました.
中村さん,本当に有り難う御座いました.
30日,第3回江上検討会が開かれました.
議題は,
江上教会周辺地区 保存管理・活用推進計画についてです.
江上教会や周辺の保存管理・活用の課題と方針.今後行う取り組み施策の具体的内容について話し合いました.
久賀島まちづくり協議会,江上検討会
どちらの島民の方々からも意見,アドバイスをいただきました.
地域に対する様々な考えはとても勉強になり,今後に活かしたいと思います.
出会いと発見DIARY
唐津東港の近くでは,新しい沿岸物市場(セリ場)が施工されています.
この場所は唐津城からの景観軸を受け止める場所にあります.
将来ちょうど海辺沿いのこの軸線上にプロムナードができれば,観光客や地元市民が水産物を購入できる商業ゾーンとして利用され,そこは高い集客能力を持つことが期待されます.
そこで,新セリ場がこの辺りへの集客に貢献できるような建物にするため,この度,軸線の正面にあたる壁に絵を描きました.
描く絵はこちら.
唐津を代表する魚で,くんち料理に用いられる「アラ」です.
広告看板や映画看板を描くプロの絵師さんを熊本からお招きし,「アラ」を描いて頂きました.
壁にチョークで下書きを入れ,そこに幅3cmの筆で細かく線を入れていきます.
絵が大きすぎて,壁に近づいてみるとそこが全体のどこに当たるのか把握するのが難しく思いました.
絵師さんも筆をしばらく入れると足場を離れ,遠目から絵を見て全体のバランスを考えていました.
職人さんの道具箱.
使っている道具は,意外にも私たちに馴染みのあるものばかり.
作業日数,5日間.
セリ場の壁に「アラ」が描かれました.
口をあけて,下目使いなところが,生きた表情を表しています.
今後,周辺の建物にも他の水産物を描くことを考えています.
そうなれば,きっと新しい西唐津の賑わいの場所となることでしょう.
現在整備が行われている唐津東港の公園では,トロッコ列車のためのプラットホームの施工が行われています.
当初,使用するレンガについてこちらからの指定の不届きがあり,急遽,レンガの変更あり,施工までに時間を要してしまいましたが,
行政,施工業者の方々の迅速な対応があり,こちらがイメージしていたレンガを施工に用いることができました.
今回の一連で,現場では設計したものがイメージ通り,図面通りに必ずしも行くわけでもないことを強く痛感.
机上でデザイナーが描くものはあくまでも空想でしかなく,それを実物にするためにはあらゆることに対して十分な指示が必要であることを学びました.
また,施工という最終段階で現場に立会い,現場の状況を把握しながらその場を管理していくことも我々が行わなくてはならない役目だと感じました.
すべては,いいものを作るために.
プラットホームの完成はもうじきです.
トロッコ列車に乗る子供達がここで順番待ちをしていることを場面を思い浮かべると,完成が待ち遠しいかぎりです.
遅くなりましたが、3月1日に修論の発表が行われました。
題目は、
「市民参加による河川空間設計を効果的にする段階的模型活用手法の提案」
です。
プロジェクトと平行しながら論文を執筆し、
直前まで先生と打ち合わせをして発表に臨みました。
卒論から研究しているテーマだけあり、
本人の思い入れも強く、堂々とした発表で
質疑応答にもしっかりと答えていました。
筒井さん、本当にお疲れ様でした。
少し休んで、またプロジェクトに全力投球がんばりましょう。
遠賀川水辺館めだかホールにて第44回市民部会が開催されました。
18:00~開始予定でしたが、集まりが悪かったため15分ほど遅れて開始しました。
以下簡単な議事録です。
出席者:26名
議題:「下流もぐり橋からの歩道(遊歩道・散策路)をどう伸ばすか?」
まず、現在行われている右岸の改修によって、下流もぐり橋を渡った部分が
すり鉢状の地形になることを確認しました。
その後、河川敷の利用状況調査の結果を参考に、下流もぐり橋からのルートを
模型を使って検討しました。
市民の方からは
・ルートは直線よりも緩やかに蛇行していたほうがいい。
・ルート沿いに木を植えたい。
・コンクリート系の舗装は嫌だ。
などの意見が出されました。
最終的に歩道ルート案として以下の3つが挙がりました。
(1)彦山川側へのルート(上の写真:青線)
もぐり橋から中ノ島の中央付近までのルート。
インターロッキング舗装を少しはがす。
緩やかに蛇行させ、終点には木を植える。
(2)水辺館側へのルート①(上の写真:橙線)
ルートの勾配が4%前後になるように、
芝生を横切ってもぐり橋からアスファルト舗装へつなぐルート。
(3)水辺館側へのルート②(上の写真:赤線)
芝生を横切ってアスファルト舗装へつなぐルート。
緩やかに蛇行させる。
次回の市民部会は、
4月1日(木)18:00~遠賀川水辺館(めだかホール)にて。
・下流もぐり橋からのルートの最終案(今回の続き)
・チューリップ畑の位置
について話し合う予定です。
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