February 5, 2011
現地調査【瀬の下/西村】
工事が本格的に始まった筑後川瀬の下地区ですが、新設樋管周辺では、
現況石積みをそのまま残す箇所、一旦壊して現況通りに復元する箇所、
新規に積む箇所が連続する設計になっています。
この箇所の詳細スタディを進めるため、現地調査に行ってきました。
現況石積みと復元、新設石積みがすりつく範囲を対象に3mピッチで石積みの勾配を
実測していきます。水準器と分度器を用いた即席の勾配測定器を使っています。
古いところでは1600年代の石積みが残る場所なので、石積みがはらんだり、
表面に草が生えていたりして、微妙に勾配が変化していきます。
その後、改修後の天端高や幅員の確認も行いました。
このデータをもとに、さらに詳細の検討を進めていきます。