第6回風景デザインワークショップのご案内【行事/高尾】
風景デザイン研究会(樋口が幹事長、高尾が事務局長)では、今年度も下記のとおり
風景デザインワークショップ開催しますので、会員の皆様にご案内申し上げます。
今年度のWSでは、「地域で暮らす、地域が生きる」ということを大きなテーマとして、
特に九州の農山漁村を対象として、地域が直面している課題、
そのなかで地域において景観を考えることの意義、景観の価値をどのように評価し共有するのか、
その中でデザインのできること、等について、議論したいと考えております。
そこで、初日のシンポジウムでは、今年3月に東京大学景観研究室教授を退官された
内藤廣氏(建築家/内藤廣建築設計事務所)に「風景をこえて」と題して基調講演をいただき、
さらに内藤氏と会場の皆様との討論を鮎川透氏がコーディネートする座談会を開催します。
二日目の連続討論会では、「日本の原風景を継承していくために-文化的景観を題材に-」
と題して、3つの地区を事例として、行政担当者や専門家等の関係者とともに
より具体的な議論を行ないたいと思っています。
なお、今年はあじびホールに会場を変更しております。
会場の都合上、収容人数を超えた時点で締め切りとさせていただきます。
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【シンポジウム】「風景をこえて」
日 時|6月10日(金)13:00~16:30
場 所|あじびホール
参加者|120名 ※申込不要・参加費無料・先着順(12時受付開始)
1.開会(13:00~13:10)
2.基調講演(13:10~14:10)
タイトル:「風景をこえて」
講演者:内藤廣氏(建築家/内藤廣建築設計事務所)
2.座談会(14:30-16:30)
パネリスト:内藤廣氏(前掲)
コーディネータ:鮎川透氏(建築家/環・設計工房)
※終了後、17時過ぎより懇親会を予定しております。
【連続討論会】「日本の原風景を継承していくために-文化的景観を題材に-」
日 時|6月11日(土)10:00~16:30
場 所|あじびホール
参加者|120名 ※申込不要・参加費無料・先着順(9時半受付開始)
1.趣旨説明(10:00~10:15)
2.セッション1(10:15~12:00)
テーマ:「文化的景観」はどのように評価されるべきか-歴史学の観点から-
事例:田染荘小崎の農村景観
パネリスト:飯沼賢司氏〔別府大学教授〕
岩男真吾氏〔豊後高田市教育委員会〕
コーディネータ:小林一郎氏〔熊本大学教授〕
3.セッション2(13:15~14:45)
テーマ:地域にとって「文化的景観」とはなにか-地域づくりの観点から-
事例:五島市久賀島の文化的景観
パネリスト:松崎義治氏〔五島市文化推進室〕
高尾忠志氏〔九州大学特任助教〕
コーディネータ:田北雅裕氏〔九州大学講師〕
4.セッション3(15:00~16:30)
テーマ: 「文化的景観」のなかでの公共事業-土木デザインの観点から-
事例:平戸島の文化的景観
パネリスト:植野健治氏〔平戸市教育委員会〕
仲間浩一氏〔九州工業大学教授〕
コーディネータ:星野裕司氏〔熊本大学准教授〕
※お問い合せ
風景デザイン研究会事務局(九州大学樋口研究室内) tel.092-802-3435(担当:高尾)
風景デザイン研究会ホームページ http://www.fukei-design.com
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