August 31, 2016
北崎中学校と九大留学生が環境問題について考える【北崎/鮫島】
こんにちは
修士2年の鮫島です。
昨日は北崎中学校に九大の留学生コースの学生が
お邪魔して、一緒に環境問題について勉強しました。
参加したのはこの三人。左から中国のヨウさん、僕の同居人のインド人、ジンくん、ベトナムから来たミンくんです。
まずはこの三人にそれぞれ自分の国での環境問題について話題提供がなされました。
中国で「臭い川」と呼ばれていた川がどうやって再生して行ったのか、ベトナムで巨大企業が海を汚染した時に、地域住民が断固反対の意思を表示した話、若干16歳の少年が海中を漂うゴミをキャッチする一大プロジェクトを立ち上げた話、、、。どれもこれも面白く、中学生のみんなも食い入るように話を聞いていました。
僕個人的には、いつも一緒に暮らしているジンがあんなにプレゼンがうまかったことにとても新鮮な驚きを感じていました。中学生にもバカうけでした。その後、6つのグループに分かれ、それぞれのテーマごとに議論しました。なぜこんな環境問題が起きるのか、私たちにできることは何か、みんな真剣に考えを巡らせていました。九大生態研の清野聡子教授にもお越しいただいて、最後のまとめをしていただきました。北崎の唐泊は福岡の中でも海流のとどまる場所であること、それゆえに海岸にゴミが漂着しやすいことがデータをもとに示されました。今日考えた環境問題が、自分たちの身近な場所で起こっている。この実感が中学生にとっては大きなインパクトとなったと思います。今後もこの環境問題をテーマにした北崎中学校と九大留学生の交流は続いていきます。今度は9月に実際に海岸にゴミを拾いに行くことを予定しています。
お疲れ様でした!