勘六橋の橋台のスタディを行いました。
元々の九大案では、橋台に土を盛って隠してしまうという案でした。
しかし、それでは橋の下まで行って支承の点検ができないとのことで変更が必要となりました。
そこで、人が作業できるスペースを確保することを前提に橋の下の空間をどのようにするのかを検討しました。
スタディを行うために元の九大案の模型、新案を検討するための模型の2つを作る必要があります。
本当は僕が一人で作り上げないといけなかったのですが、時間の関係で石井君も途中参加しました。
粘土で盛り土を再現しました。
その後、模型を用いて新案の検討を行いました。
先輩方にも手伝ってもらいながら、橋台をどのくらい見せるか、どのくらいスペースを取るか、壁と土のすり付けをどうするか考えました。
模型を用いると、実際に歩く人の目線から見れるので、その空間を歩く人からどのように見えるか、通っていくときにどう感じるか、ということをずっと考えながら検討しました。
写真の上が原案で下が新案です。
新案では橋の下の盛り土を減らしてクリアランスを取り、一体感を出すため橋台を橋脚と同じデザインにしました。
それに合わせて盛り土のすり付けも変更しました。
今回のスタディでは僕の作業のスピードが反省でした。同じようなミスはしないようにしてもっと作業のレベルが上がるように日々鍛錬していきます。
出会いと発見DIARY
勘六橋ワークショップが開催されました。
前日にほぼ徹夜のメンバーもいましたが、早朝からレンタカーに荷物を積み込み、
水辺館まで運搬して組み立てています。
先生と伊東さんは人が寄りかかっても壊れないように補強した土台と高欄の接合をしています。
できました。モックアップです。やっと全貌が明らかになりました。
高欄と舗装は手前が今回提案する案、奥が前年度までに住民ワークショップで話し合ったなかできまった案です。車両用防護柵は高欄メーカーのご協力で実際に使用するものをそのままもってきちゃいました。
準備も整い、ワークショップのスタートです。
今回は事務局の予想を超えた多くの方が参加してくださいました。
身近な存在である勘六橋が好きで、興味をもっている方、
子供たちの代のためにいい橋になるように何かできないかと思っている方、
今大人の人たちがどういうことを考えて勘六橋について考えているのか知っておきたい
と考え参加している学生…、高いモチベーションをもった方が多いように思えました。
それだけ今の勘六橋が愛されている証拠なのかもしれません。
また、研究室が参加させていただいている市民部会メンバーのご協力で
視覚障害者の方にもお越しいただきました。
まずは前回のワークショップまでに話し合われた内容を振り返り、
今回の提案内容を簡単に説明しました。
その後外に出てモックアップを見てもらいながら詳しい説明を加え、
参加者の皆さんから感想や意見を伺いました。
地覆が白杖利用者にとって必要なものか、視覚障害者にとって使いやすいか、
ウッドデッキの車いすでの乗り心地はどうか、橋から河川敷を見たときの印象、
反対に河川敷から橋を見たときの印象は・・・。
ヒューマンスケールで使い心地を体験してもらいました。
今日もモックアップつくっています。
今作っているのは歩道になる部分です。
これまで住民WSで話し合われた案では
石舗装だったので、この上に石舗装のテクスチャをつくって貼付けます。
毎日のようにインパクトドリルを使うようになって
すっかり使いこなせるようになりました。
モックアップを製作している様子は
これまで何度も紹介していますが、完成形がまったく予想できないと思います。
完成するとどうなるかは後日ご紹介します。
今日も勘六橋のモックアップを作っています。
いまつくっているのは高欄の地覆です。
いつものように板材を切り出して組み立てていきます。
横では荒巻君が論文のデータ整理をしています。
今週筑後川河川事務所の方々と樋門・樋管についての勉強会が
予定されています。
あまり時間がないけれどがんばれ!
昨年度までに勘六橋の上部工および下部工の検討が行われてきました。
今年度は勘六橋の高欄や防護柵、照明の検討を行っています。(橋面といわれる部分)
今日は昨年度までにまとめられていた案のモックアップをつくりました。
次回の住民WSではこの案と新しく提案する高欄の2つを比較検討を行う予定です。
図面では真っ正面からみた姿のイメージしかつかめません。
(しかもかなり離れた位置からみたような)
実物大のものがあれば、全体のボリュームや透過性の様子、
もたれかけたときの感覚といったものがわかるようになってきます。
高欄は利用する人にとってどのように見えるのか
確かめながら決めていく必要があります。
利用する人といっても、子供、大人、車いす、自動車の座席など
いろいろな高さがあるし、
河川敷、反対車線の歩道からの目線などみる場所によっても印象は異なります。
来週は提案する高欄のモックアップをつくります。
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